千葉県浦安市にある高洲海浜公園は、東京ディズニーリゾートのすぐ近くにある、家族連れにも人気の海浜公園です。サヨリやキスをねらう人が多い釣り場ですが、じつはタコ(マダコ)もしっかり釣れることをご存じでしょうか。
この記事では、「高洲でタコは本当に釣れるの?」という疑問に、過去の釣果データをもとにお答えします。あわせて、根掛かりしやすい場所や、潮位が上がったときの竿の選びかた、初心者でもまねしやすい釣り方まで、やさしく解説していきます。はじめての方でも、読み終わるころには「行ってみよう」と思えるはずです。
高洲海浜公園ってどんな釣り場?まずは全体像から
高洲海浜公園は、都心からのアクセスがよく、トイレや駐車場もそろった通いやすい釣り場です。護岸に沿ってテトラ帯がつづき、その足もとにタコがひそんでいます。まずは基本情報を表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県浦安市高洲 |
| アクセス | JR京葉線「新浦安駅」からバス、または徒歩約30分 |
| 駐車場 | あり(有料) |
| トイレ | あり |
| 犬連れ | 公園内は基本OK(リード必須・マナー厳守) |
| おもな対象魚 | サヨリ・キス・シーバス・ハゼ・タコ・タチウオ・クロダイ |
出典:浦安市公式サイト「高洲海浜公園」ほか現地情報をもとに編集部で整理(2026年時点)
地図:高洲海浜公園(千葉県浦安市高洲)
高洲海浜公園でタコは釣れる?過去の釣果でチェック
結論からいうと、高洲海浜公園でタコは釣れます。釣果アプリ「アングラーズ」に登録された高洲の釣果は2,150件以上あり、魚種も豊富です。そのなかにタコの記録もふくまれています。
過去の釣果でわかること
タコにしぼってみると、2019年には爆釣の報告がSNSやブログで話題になりました。近年でも、2025年6月28日に釣果が記録されています。いっぽうで、水温が下がる冬から早春にかけては、タコの投稿はほとんど見当たりません。
| 時期 | タコの釣果のようす |
|---|---|
| 2019年 | 複数匹の爆釣報告あり(ブログ・SNSで話題) |
| 2025年6月28日 | 1杯の釣果記録(アングラーズ投稿) |
| 冬〜早春 | 投稿はほぼなし(シーズン外) |
出典:アングラーズの釣果投稿・現地釣り人のブログ/SNS情報をもとに編集部で整理(2026年時点)
投稿の数じたいは、じつはそれほど多くありません。ただしこれは「タコがいない」わけではなく、サヨリやキスをねらう人が多く、タコを専門にねらう人が少ないためです。裏を返せば、正しい時期に正しい方法でねらえば、まだねらい目が残っているということでもあります。
高洲の海底とタコの相性
高洲の岸ぎわは、テトラポッド・捨て石・砂泥底が入り混じっています。タコは障害物のかげに身をひそめる習性があるので、テトラ際や石積みのきわは、まさにタコの絶好のすみかです。根掛かりのリスクはありますが、それだけポイントとしての力も高い場所だといえます。
タコが釣れる時期はいつ?月別のねらい目カレンダー
東京湾のマダコは、水温が上がる春から秋にかけて浅場に上がってきます。高洲でのシーズンも、だいたいこのながれにそっています。いちばんのねらい目は6〜8月。梅雨あけごろから数がのびてきます。
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 期待度 | × | × | △ | △ | ◯ | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ | △ | △ | × |
| 水温のめやす | 低 | 低 | 上昇中 | 上昇中 | 15〜18℃ | 18〜22℃ | 22〜26℃ | 26〜28℃ | 24〜26℃ | 下降中 | 下降中 | 低 |
| ひとことメモ | 冬眠・深場 | 深場 | 接岸はじめ | ぼちぼち | のってくる | 本格化 | ベスト | ベスト | まだいける | 数へる | 終盤 | 深場へ |
出典:東京湾の水温推移とマダコの接岸パターンをもとに編集部で整理(2026年時点)
秋の大型をねらいたい方:→ 東京湾の秋タコ釣り|9〜11月に大型が狙える理由
5月の下旬からもねらえますが、数は少なめです。まずは梅雨あけの7〜8月をねらうと、はじめての一杯に出会いやすいでしょう。
タコ釣りの仕掛けとタックル|竿の長さがカギ
竿(ロッド)は「潮位」で選ぶ
高洲のタコ釣りは、竿の長さ選びが釣果と安全を大きく左右します。干潮まわりであれば、2〜2.5mほどのルアーロッド(ML〜Mクラス)でも、テトラの上から十分にねらえます。専用のタコ竿があれば理想ですが、なくても代用はききます。
ただし気をつけたいのが、潮位が上がってきたときです。高洲の岸ぎわにはテトラ帯があり、満潮まわりになるとテトラの足場が水につかり、立ち位置から水面までの距離が一気に遠くなります。短い竿だと、せっかくタコがのっても水面まで届かず、抜き上げのとちゅうでバラす原因になります。
そこで、満潮をまたぐ時間帯にねらうなら、4m以上(磯竿の4〜5m)の長い竿がおすすめです。リーチのある竿なら、足場の高いところからでもテトラ際をていねいにさぐれて、根掛かりの回収も、のったタコの抜き上げもぐっと楽になります。
タックル全体を見なおしたい方:→ 初心者向け堤防タコ釣りタックル完全ガイド
潮位が上がる時間帯にテトラ帯をねらうなら、リーチのある長い竿がひとつあると安心です。根掛かりの回収や、のったタコの抜き上げがぐっと楽になります。
リール・ラインの組み合わせ
リールはスピニング・ベイトのどちらでも大丈夫です。ラインはPEライン1.5〜2号+フロロリーダー4〜5号の組み合わせが主流です。タコの引きは意外と強烈なので、細すぎるラインはさけたほうが安心です。
ラインの号数や強度で迷う方:→ タコ釣りのラインの選び方|PE・ナイロン徹底解説
タコエギ(仕掛け)の選びかた
仕掛けにはいくつか種類があります。それぞれの特徴を表にまとめました。根掛かりの多い高洲では、ロストしても惜しくない価格のものを、多めに用意しておくと安心です。
| 仕掛けのタイプ | 特徴 | おすすめの場面 |
|---|---|---|
| タコエギ | 操作感がよく、アクションをつけやすい。カラーも豊富。 | テトラ際・岸壁際のさぐり釣り |
| テキサスリグ(タコテンヤ) | シンプルで根掛かりに強い。布エサを巻く昔ながらの方法。 | 砂底・石底のズル引き |
| 100均のタコエギ | 値段のわりに実釣力が高いと話題。ロストの多い釣り場の節約用に。 | 初心者・コスト重視の方 |
出典:市販タコエギ・タコテンヤの仕様と現地の釣果傾向をもとに編集部で整理(2026年時点)
初心者でもできる釣り方|まずはズル引きから
基本は「ズル引き」だけでOK
タコ釣りの基本は、底をズルズルと引いてくるだけのシンプルな釣りです。むずかしいテクニックはいりません。手順を表にまとめたので、そのまままねしてみてください。
| ステップ | やること | 感触・確認ポイント |
|---|---|---|
| ① | テトラ際・岸壁際にエギを投入 | ラインがふっとゆるむ=着底のサイン |
| ② | 竿先を少し上げ、ゆっくり引く(50cm〜1m) | 底をズルズル引く感触をたもつ |
| ③ | 2〜3秒とめる | タコが抱きつく時間をあたえる |
| ④ | ②→③をくりかえす | 重みが増したズッシリ感=タコ! |
| ⑤ | 大きくアワセて一気に巻き上げ | 岩に張りつく前に引きはがす |
出典:一般的なタコのズル引き釣法をもとに編集部で整理(2026年時点)
潮や状況で釣り方を変える
いつも同じ動きではなく、その日の潮や状況に合わせて釣り方を変えると、釣果がぐっと安定します。
| 状況 | おすすめの動き | 理由 |
|---|---|---|
| 潮が動いている | ズル引き | タコが捕食モード。動くエギに反応しやすい |
| 潮が止まっている | リフト&フォール | 活性が低いときは落下でさそう |
| 障害物が多い | その場で縦のさぐり | 根掛かりをさけつつテトラの穴をねらう |
出典:潮回りと活性の関係をもとに編集部で整理(2026年時点)
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根掛かりしやすい場所と、その避けかた
高洲海浜公園は、テトラ・捨て石・砂泥底が入り混じった、根掛かりの多い釣り場です。裏を返せば、それだけタコが身をひそめる障害物が豊富だということでもあります。ここでは、どこで根掛かりしやすいのかを場所ごとに整理し、そのうえで避けかたを紹介します。
根掛かりしやすい場所マップ
| エリア | 根掛かりの原因 | 対策のめやす |
|---|---|---|
| 正面 左スロープ付近 | テトラが低く入りやすいが、捨て石・沈み根が多い | テトラの切れめをねらい、着底後すぐズル引き |
| テトラ際(きわ) | テトラの穴・すきまにエギが入りこむ | 根に入れすぎず、テトラの肩をなでるイメージ |
| 沖の砂泥底 | 海藻・カケアガリのゴロタ | ゆっくり広くさぐる/オモリを軽めに |
| 釣り座の足もと | 過去に切られた他人の仕掛け・ロープ残骸 | 同じラインを引きすぎない・こまめに位置がえ |
出典:アングラーズ等の釣行記録・現地釣り人の情報をもとに編集部で整理(2026年時点)
地図:高洲海浜公園の根掛かりしやすいテトラ帯エリア(浦安市高洲)/立入可否は現地表示に従ってください
とくに正面から見て左手のスロープを降りたあたりは、テトラが低く足場に入りやすい人気ポイントですが、その足もとには捨て石や沈み根が集中しています。過去の釣行記でも「一投目からタコエギを根に持っていかれた」という声が多いエリアです。
根掛かりを減らす3つのコツ
ひとつめは、着底したらすぐ動かすこと。エギを海底に置きっぱなしにすると、すきまに入りこんで抜けなくなります。ふたつめは、テトラの中まで入れすぎないこと。タコはテトラの「肩」や「際」にも張りついているので、無理に穴へ落とさなくてもねらえます。みっつめは、同じラインを何度も引かないこと。他人の切れ仕掛けが沈んでいる場所は、こまめに立ち位置を変えて避けます。
根掛かりしにくいタコルアーの選びかた
根掛かりを減らすには、釣り方だけでなくルアー(タコエギ)選びも大切です。ポイントは、オモリが下側にきて、ボトムで姿勢が安定するものをえらぶこと。ヘッドが重く、テトラの上をはうように動くタイプは、フックが上を向きやすく、根掛かりがぐっと減ります。ワイヤーガードや、回収しやすいスナップつきのものも扱いやすいです。
高価なエギを毎回ロストするより、根掛かりに強い形のものを数個そろえておくほうが、けっきょくストレスなく数を釣れます。
もっと実績ポイントを知りたい方:→ 東京湾の秋タコ釣り|9〜11月に大型が狙える理由
根掛かりを減らしたいなら、ボトムで姿勢が安定するタイプや、ガードつきのタコエギ・タコルアーがおすすめです。テトラ帯の多い高洲でもロストを減らせまます。
犬連れ・家族連れで行くときの注意点
高洲海浜公園は公園内なので、リードをつければ犬連れでも楽しめます。ただしタコ釣りならではの注意点もあります。まず、タコの墨や釣り針の管理には気をつけてください。犬が針を踏んだり、墨をなめたりしないよう、足もとはこまめに片づけましょう。
夏場は、地面の高温による肉球へのダメージにも注意が必要です。日中のアスファルトやコンクリートは想像以上に熱くなります。朝や夕方の涼しい時間をえらぶと、ワンちゃんも人も快適にすごせます。
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高洲・周辺エリアのタコ釣り場を比較
「高洲もいいけれど、ほかの釣り場も気になる」という方のために、周辺のタコ釣り場をかんたんに比較してみました。その日の状況や、家からの距離に合わせて選んでみてください。
| 釣り場 | 特徴 | タコのポテンシャル |
|---|---|---|
| 高洲海浜公園 | テトラ・岸壁あり。犬連れOK。都心から近い。 | ◯(6〜8月) |
| 若洲海浜公園(東京) | 足場がよく初心者向け。テトラエリアあり。 | ◯ |
| 葛西臨海公園(東京) | 護岸が整備されていて釣りやすい。 | △ |
| 神奈川県内の堤防 | 横須賀・大磯は東京湾口で実績が高い。 | ◎ |
出典:各釣り場の地形・釣果傾向をもとに編集部で整理(2026年時点)
まとめ|高洲のタコは「時期」と「根掛かり対策」で決まる
最後に、この記事のポイントをふりかえります。高洲海浜公園でタコをねらうなら、6〜8月のシーズンに、根掛かり対策をしながらねらうのがいちばんの近道です。
満潮まわりは4m以上の長い竿があると安心。仕掛けは根掛かりに強いタイプを多めに用意し、テトラ際をていねいにさぐってみてください。人が少ない釣り場だからこそ、正しくねらえば、うれしい一杯に出会えるはずです。
はじめての方は、まず安全とマナーを守りながら、無理のない範囲で楽しんでみてくださいね。
タコ釣りのルール・解禁を確認したい方:→ 東京湾のタコ釣り解禁日は?違反者への罰則
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よくある質問
高洲海浜公園でタコが釣れる時期は?
いちばんのねらい目は6〜8月です。東京湾の水温が20℃を超える6月ごろからタコが浅場に上がってくるため、梅雨あけの7〜8月がもっとも釣果を出しやすい時期になります。5月下旬から狙いはじめることもできますが、数は少なめです。
初心者でもタコは釣れますか?
はい、タコ釣りは動作がシンプルなので、初心者でも挑戦しやすい釣りです。ズル引きという基本を覚えるだけで、じゅうぶんに釣れる可能性があります。ただし根掛かりが多いので、仕掛けは予備を複数もっていくと安心です。
100均のタコエギは使えますか?
じゅうぶんに使えます。とくに高洲のようにテトラが多く根掛かりしやすい場所では、ロストのリスクが高いため、コスパのよさが活きてきます。釣果の報告も多いので、はじめの一本として選んでも損はありません。
犬を連れてタコ釣りに行けますか?
公園内なのでリードをつければ犬連れも可能です。ただし、タコの墨や釣り針の管理には注意してください。夏場は地面の高温による肉球へのダメージにも気をつけましょう。
高洲にタコが少ないと言われるのはなぜ?
高洲はサヨリやキスをねらう人が多く、タコを専門にねらう人が少ないためです。これは「タコがいない」わけではなく、単に狙われていないだけ。適切な時期にタコエギでねらえば、じゅうぶんに釣れる可能性があります。


