神奈川県の三浦半島・城ヶ島・三崎港は、オカッパリ(陸釣り)でモンゴウイカを狙える関東屈指のエリアです。本記事では、具体的な釣りポイント・釣れる時期・立ち入り禁止エリア・静岡と千葉との比較まで、まとめて解説します。
神奈川県の三浦半島・城ヶ島・三崎港は、オカッパリ(陸釣り)でモンゴウイカを狙える関東屈指のエリアです。本記事では、具体的な釣りポイント・釣れる時期・立ち入り禁止エリア・静岡と千葉との比較まで、まとめて解説します。
神奈川県のモンゴウイカはどこで釣れる?
オカッパリで狙えるポイントを徹底紹介
立ち入り禁止エリア・投げ釣り禁止も要チェック神奈川県の三浦半島エリアは、関東でもっともモンゴウイカを狙いやすい場所のひとつ。三崎港・城ヶ島・久里浜など、アクセスしやすいポイントが揃っています。ただし、近年は立ち入り禁止エリアが増え、知らずに入ると罰則になる場所もあります。この記事では、釣れるポイントと禁止エリアを正直にまとめました。
モンゴウイカってどんなイカ?
モンゴウイカ(紋甲烏賊)は、コウイカ科に属するイカの仲間で、別名「カミナリイカ」とも呼ばれます。胴体はずんぐりと横に広く、甲(コウ)が発達しているのが特徴。アオリイカと比べて引きは強くありませんが、ねっとりとした身はとにかく美味で、お刺身・天ぷら・煮付けと使い途が豊富です。
学名:Sepia lycidas/別名:カミナリイカ、コウイカ(地域によっては混同される)
生息域:本州中部以南の沿岸・内湾。砂泥底や藻場を好む。
大きさ:胴長15〜30cm程度。春の大型個体は1kg超えも。
旬:春(産卵前の大型)・秋〜冬(脂が乗って身が甘い)
▲ 三浦半島の海岸線。透明度が高く、イカの生息に適した環境が広がる
神奈川で釣れる時期・シーズン
神奈川でモンゴウイカを狙うなら、春(4〜6月)と秋(9〜11月)の2シーズンがメインです。春は産卵で接岸する大型の親イカ、秋は夏に生まれた新子イカが成長して釣りやすくなります。
オカッパリで狙えるポイント6選
三浦半島を中心に、アクセスしやすいポイントを6つ紹介します。いずれも釣り可能な公開エリアですが、港内の禁止区域は次のセクションで詳しく解説するので必ず確認してください。
三浦半島先端に位置する大型漁港。潮通しが良く、水深もあり初心者でも釣りやすい。港内は立入禁止エリアが多いため、釣り可能エリアを事前確認が必須。
三崎港対岸の島。岸壁・磯どちらでもモンゴウイカ実績あり。磯は足場に注意。遊歩道沿いの岸壁は足場が良く初心者向け。
横須賀市が整備した海釣り公園。夜間照明あり。エギングや浮き釣りでモンゴウイカ、コウイカを狙える。足場が整っていてファミリーにも安心。
港の北側・平作川河口エリアは釣り可能。フェリー発着所・1号岸壁は釣り禁止のため注意。秋のイカシーズンに実績あり。
相模湾西側のポイント。三浦半島ほどメジャーではないが、春にモンゴウイカの釣果情報あり。周辺の防波堤もチェックしたい。
河口の濁りが入るとイカには不向きになるが、潮が動く時間帯の早朝・夕マズメに実績あり。穴場的なポイント。
▲ 城ヶ島のような磯は潮通しが良く、イカが回遊しやすい。ただし足場管理には十分注意
立ち入り禁止・釣り禁止エリア一覧
神奈川では近年、漁港の安全管理強化や港湾施設の整備にともない、釣り禁止・立入禁止エリアが増えています。知らずに入ると漁業法・港則法違反になる場合もあります。以下は主要な禁止エリアをまとめたものです。
- 三崎港 花暮岸壁(大部分):港内の大半が立入禁止。釣り可能エリアは限定的。現地の表示板を必ず確認。
- 久里浜港 フェリー発着所・1号岸壁:港湾施設内は釣り全面禁止。
- 北下浦漁港(横須賀市):全域が釣り禁止・立入禁止。
- ヴェルニー公園(横須賀市):公園内の海側エリアは釣り禁止。
- 横須賀港 軍港エリア:全域立入禁止(米軍・自衛隊施設)。
- 各漁港の作業岸壁:漁業者が作業中の岸壁は基本的に立入禁止。
→ 神奈川県公式:海のルール(遊漁・立入禁止等)
→ 神奈川県公式:県内漁港一覧
投げ釣り禁止エリアにも注意
港内や防波堤では「投げ釣り禁止」の表示があることがあります。特に通行者が多い場所や、漁船が行き来する港内では、仕掛けを遠くに投げる行為が禁止されている場合があります。エギングの場合も大きなキャストは禁止になっているケースがあるため、現地の案内板を必ず読む习惯をつけましょう。
① 釣り場の最新禁止情報を確認(SNS・釣具店情報も活用)
② 現地に着いたら案内板・立入禁止看板を確認
③ 漁業者・港湾管理者の作業の邪魔にならない場所を選ぶ
④ ゴミは必ず持ち帰る(釣り場閉鎖の主な原因はマナー問題)
静岡 vs 千葉 どちらが釣れる?比較表
神奈川から足を伸ばすなら、静岡(東伊豆・西伊豆)と千葉(内房・外房)がモンゴウイカの人気エリアです。それぞれの特徴をまとめました。
| 比較項目 | 🗾 静岡(伊豆) | 🌊 千葉(房総) |
|---|---|---|
| モンゴウイカ実績 | ◎ 高い | ○ 安定 |
| 釣れる時期 | 3月〜6月・9月〜11月 | 4月〜6月・9月〜11月 |
| 大型狙い | ◎ 1kg超えも | ○ 平均サイズ |
| アクセス(東京から) | 車2〜3時間 | ◎ 車1〜2時間 |
| ポイントの数 | 多い(伊豆各地) | ◎ 非常に多い |
| 水の透明度 | ◎ 高い(黒潮影響) | やや濁りあり |
| 釣り場の混雑度 | 週末は混雑 | ○ 分散しやすい |
| 立ち入り禁止の多さ | やや少ない | 場所による |
| コスパ(交通費) | やや高め | ◎ 安め |
| おすすめの人 | 大型を狙いたい人・本格派 | 手軽に釣りたい人・初心者 |
結論:大型のモンゴウイカを狙うなら静岡(東伊豆・沼津周辺)に分があります。黒潮の影響を受けやすく、水温が高めで大型イカが育ちやすい環境です。一方、初心者や気軽に行きたいなら千葉(内房:富津・木更津・勝山など)がおすすめ。関東からのアクセスが良く、穏やかな釣り場が多いです。
タックル・仕掛け
▲ モンゴウイカにはアオリイカ用のエギを流用できる。号数は2.5〜3号がメイン
エギング(おすすめ)
| タックル | 推奨スペック | 備考 |
|---|---|---|
| ロッド | エギングロッド 7.5〜8.6ft | アオリイカ用でOK |
| リール | 2500〜3000番 | PE0.8号対応 |
| ライン | PE 0.6〜0.8号 | 感度重視 |
| エギ | 2.5〜3号 | オレンジ・ピンク系が実績高 |
| リーダー | フロロカーボン 2〜2.5号 | 根ズレ対策に必須 |
テーラー仕掛け(シンプルで釣れる)
テーラー(イカ用の金属ルアー)にスッテを組み合わせた仕掛けも有効です。遠投が効くため、岸壁から沖目を狙えます。エサ釣りが好きな人は、スッテにイカの切り身やアジを付けて流す「ウキ釣り」も効果的です。
釣り方のコツ
① ボトムをとってゆっくり動かす
モンゴウイカはアオリイカほど活発に泳ぎ回りません。底(ボトム)付近でゆっくりとエギを動かすのが基本。激しいシャクリは逆効果になることも。底を取ったら、竿先を小さくチョンチョンと動かしながらゆっくりリトリーブするイメージで探りましょう。
② 夜釣りが有利
モンゴウイカは夜行性が強く、暗くなってからの時間帯に活性が上がります。港の常夜灯の明暗部分(光と影の境目)は定番ポイント。常夜灯がある釣り場を選ぶと釣果が安定します。
③ 潮が動く時間を狙う
満潮・干潮の前後1〜2時間、潮が動く「潮変わり」のタイミングが釣れやすい時間帯です。事前に潮汐表を確認して、潮の動く時間に合わせて釣り場に入りましょう。
④ 墨を吐いたらチャンス
イカが墨を吐いた場所は、他のイカも回遊しやすい場所です。同じポイントを繰り返し探ってみましょう。ただし、墨は服に付くと落ちにくいため、汚れてもいい服装で。
釣れたら食べたい!おすすめの食べ方
▲ 釣れたてのモンゴウイカは鮮度が別格。刺身にすると甘みが際立つ
モンゴウイカは食べるために釣る価値のあるターゲット。アオリイカと並んで味の良さは折り紙付きです。
| 食べ方 | おすすめ度 | ポイント |
|---|---|---|
| 刺身 | ◎ | 釣りたて当日が最高。甘みとねっとり感が絶品 |
| 天ぷら | ◎ | 身が厚く揚げ応えあり。衣はさっぱり薄めに |
| イカ墨パスタ | ○ | 新鮮な墨を使うと本格的な味に |
| 煮付け | ○ | 醤油・みりん・砂糖で甘辛に。ご飯が進む |
| 塩焼き・バター焼き | ○ | シンプルが一番うまい。七輪なら最高 |
- 神奈川のモンゴウイカは三崎港・城ヶ島・うみかぜ公園が実績ポイント
- シーズンは4〜6月(春)と9〜11月(秋)の2本立て
- 三崎港・久里浜港・北下浦漁港など立入禁止エリアが急増中。必ず事前確認を
- 大型狙いなら静岡(伊豆)、手軽さなら千葉(内房)がおすすめ
- 釣り方はボトム狙い・夜釣り・潮変わりが三大ポイント
- 釣れたら刺身か天ぷらで。鮮度最優先で食べよう

